騎西サッカースポーツ少年団は、発展的解消により今年度から礼羽サッカースポーツ少年団として新たにスタートして、4種リーグで県大会に出場する等、数々の名場面を繰り広げてきた。
そして、礼羽として初めて主催者となるこのKISAI CUPを迎えたが、昨年度のはPK戦の末に騎西サッカースポーツ少年団が優勝。騎西として有終の美を飾ったこの大会に、新たな主催者となった礼羽が昨年度に引き続き、主催者として戴冠できるか?
今日は絶好な天気に恵まれた感もあり、ぜひとも大きなカップを天高く掲げてもらいたい。
今大会から、サブユニフォームは騎西のものを使用。このユニフォームは私の息子も着用したもので、かつてはこのユニフォームを見た他チームから強そうだなあとよく言われたもの。
この大会の組み合わせは例年どおり各チームキャプテンくじ引きによる抽選。運も味方につけて、ぜひとも優勝を飾ってもらいたい!
あっ、美味しそうな粉がある。ちょっとだけ舐めちゃおうかなあ。
ちょっと待って、美味しそうに見えても、それはさあ。
まあ無理もないか、サラサラできめ細かいから、そう見えてしまうのかも。
っていうけど、中身見えてないじゃんか!
【センチメンタル編】
母:「どうしたの?」
子:「今日はパパがいないから・・・」
母:「パパは仕事だからね。来たかったみたいだけど。」
子:「・・・・・」
母:「後で良い報告できるように頑張らないと!」
子:「うん、パパにお土産話をいっぱい聞かせてあげるよ。」
【肝っ玉編】
母:「あんた!何ボケッとしてるの!」
子:「は?ボケッとなんかしてないよ!」
母:「気の抜けたプレーしたら、晩ご飯抜きだからね、わかっってんの?」
子:「わかってるよ。でも晩ご飯は食べさせてよ。」
母:「だったら頑張りなさい。よ~く見てるから、気合い入れていかないと、タダじゃおかないから覚悟しておきなさい!」
子:「お~怖っ。じゃあやってやるよ!」
完全復調した左ウイングが突進。
オフサイドへの対応は意識しているかな?
県大会出場を決めたゴラッソ以降、ゴールから遠ざかっているように思えるが、そろそろゴール量産といきたい。
オフサイドを意識しつつ、持ち前の推進力は堂々と披露しなければ!
母の気合いが通じたのか、安定のヘディング。
しっかりとボールの行方も追っていて、それにキャプテンが反応の姿勢。
ただクリアではなく、つなぐヘディングができればナイスプレー!
ボールキャッチした守護神は、すぐに蹴らずに相手フォワードの動きを確認。
それによって蹴るコースを変えているのかも。
ここのところ、パントキックがうまくいっていない様子は気のせい?
ワイドに蹴り出して、両翼に収まるようなキックが望ましいんだけど。
キャプテンがスルスルッとゴール前へ。
このあたりの動きの軽快さはやはり一日の長あり。
予測力があるからこういう動きが可能。
パサーはその動きを理解してナイスボールを供給してもらいたいし、受けるキャプテンは足元ではなくスペースで欲しがっているよ。
さすがの司令塔ぶりを発揮。
ワントップで起用されたテクニシャンだが、ちょっと距離が近いような。
これではキャプテンはパスできないため、自ら強引に中央突破を敢行。
選択肢を複数もっていて、なおかつ瞬時に選択できるサッカー脳が発達している証拠。
そしてゴール前へ。
相手ディフェンス陣を翻弄してゴールキーパーと1対1。
百戦錬磨のキャプテンなら、ここまで深く来れば外すことはまずあり得ない。
当然?のゴールに副キャプテンが祝福。
キャプテンは冷静にハイタッチ。
嬉しいのは嬉しいと思うんだけど、もっと綺麗な点の取り方を考えているのかも。
綺麗な点とは、多くの選手を経由して、ワンタッチやダイレクトで繋いでまた繋いで、そしてゴールネットを揺らすという形。
多くの選手が関われば関わるほど、綺麗な点。
今度はスーパーサブがワントップで。
いつも当たりが弱いと指摘されるが、この場面は相手への寄せも良い感じ。
ボールゲットできなくても、自由にプレーさせないことが献身的なプレーに。
こういう、for the teamの精神は常に持っていてもらいたい。
控えゴールキーパーが出場。
キーパーの交代はアウトオブプレイ時のみに可能。
アウトオブプレイ???ボールが外へ出た時のこと。
ゴール前に張り付いていないで、積極的に前へ出ることを心がけてみよう!
緒戦はまずまず。でも、もっとできる!
失点するような決定機を与えず盤石の試合運びではあったが、繋がりという点ではまだまだ物足りない。
でも、優勝に向けての出だしとしては悪くはない。
君たちの良い時を知っているだからこそ、ボール保持率を上げて、つけ入る隙すら与えないサッカーを展開してもらいたい。
親子仲良くツーショット。ん?親子ではない?
それほど仲睦まじく見えてしまうのは2人の気心が通い合っているから?
団長からキャプテンへ直々のアドバイス。
このときばかりは神妙に聞いているのかも。
先日の本部長杯でもアドバイスをいただいたので、それを是非実践してみよう。
それができる器だけに、周囲の期待も大きい。
優勝カップいただきっっって、まだ早いよ。
1試合勝っただけだから、優勝にはあと3勝が必要。
本当に欲しかったらもっと頑張らなくては。
このユニフォームでKISAICUPを掲げて、みんなで記念撮影なんて、ちょっと嬉しすぎるなあ。でも実現は十分に可能!
グレー。ではなく、シルバーユニフォームでパチリ。
礼羽カラーのオレンジも入っていて、サブユニフォームとしては、うってつけなのかも。
昨年度の優勝は紺ユニフォームだったので、このユニフォームの優勝となると、10年以上遡ることに。
みんなが生まれた頃かな?
今度は礼羽カラーを身に纏い出陣。
勢いを落とさず、さらに加速してしまえ!
控え選手も含め、チーム全員でハイパフォーマンスを期待!
鳴りを潜めていた快足ドリブラーがようやく開眼。
4人を引き連れても、ボールロストしないキープ力。
この試合は爆発しそうな予感が。。。。。
ユーティリティプレーヤーが一気にペナルティエリア内へ。
ゴールキーパーも前に出るが、それを逆手にとってボールコントロール。
縦への突破力は凄まじいものが。
そしてゴール!
セットプレーからの直接フリーキックだけでなく、一気の縦突破も相手にとっては脅威に。
時には廻りを使って、もう1回もらい直してシュート、なんて場面が見れたら、もっとプレーに幅が出ると思うんだけど。
しかし、こういう得点ができるのも能力がある所以。
キャプテンもゴール!祝福するのは左ウイング。
この選手はチームの雰囲気を活性化できるムードメーカー。
いいぞお、もっともっと得点を量産して行こう。
あとは、得点に至るまでの形も意識してみようか。
勢いに乗ったか!
ムードメイクだけでなく、しっかりとチャンスメイクもできるところをアピール。
チャンスメイクではなく、チャンスを自らゲットするところも見てみたい。
最深部まで運んで、そこからどうする?
マイナスのパスか?えぐって侵入か?角度のないところから強引にシュートか?
右ウイングも躍動。今日も全力100%。
ドリブルが大きくなってしまうのが課題ではあるが、良く言えばこれも彼の特徴。
この選手が考えている第1選択肢は自らゴールネットを揺らすこと。
角度のないところからもインステップでバチコ~ン!
たまにはインサイドでコースを狙ってみても。
そして右足を一閃!やはりインステップで。
しっかりと振り上げた右足から放たれるボールの行方は?
枠を捉えられればゴラッソ!
でも確率が高いのはどういうプレーだろう?
副キャプテンがゴールを量産。ハットトリックを達成。
キャプテンとのハイタッチも余裕の表情。
大量得点の上に無失点。
こうなると控え選手がウズウズしてくるよね。
「俺の出番はまだかあ」という声が聞こえてきそう。
そんな控え組が入念に準備。
スーパーサブは親子で1対1の練習。
ボールをゲットするには、ただ横にいてミスを待つのではなく、相手とボールの間に自ら身体を入れて主導権を握ること。
このプレーをピッチ内で表現してみよう。
準備は功を奏したか!早速結果に結びついた!
ゴールした後は足取りも軽くキャプテンとハイタッチ。
いつもキャプテンからは厳しいダメ出しをされているけど、ここは良い仕事ができたね。
それをわかっているキャプテンも嬉しそう。
礼羽のハーランドが、「自分だって」と言わんばかりに。
身体能力はズバ抜けているのだから、落ち着いてボールを収めることができれば他の追随を許さない存在に。
シュートチャンスがあったら、力を抜いて振り抜いてみよう。
多分、その方が良い弾道のボールが蹴れると思うよ。
右サイドバックは厳しくチェック。
ユニフォームを引っ張るのはNGだけど、それだけ気持ちが入っているのでは?
対人プレーは流石に強いね。
あとは逆サイドへの大きな展開を多用してみよう。
左ウイングにボールが渡れば一気に得点機。
あれ?なんか面白いことあったの?
強ばった表情が多いので、口角が上がった表情はイイね!
出番が来たら、主役の座は自分といった貪欲さが欲しいかな。
足元のボール捌きは柔らかいので、もうひと皮むけるとチームにとって欠かせない存在になれるよ。
左目が腫れている、まさか殴られたとか?
どうやら、ものもらいらしい。
視界が狭くなって、やりづらいかもしれないね。
でも、自分の役割はいっぱいあるよ。その時がいつ来てもいいように準備しておこう!
首脳会議の一幕。
A:「お疲れさん、ここまでは良い結果が出ているね。」
B:「ここまで良い感じでできています。」
C:「次の試合はどういうフォーメーションで?」
B:「次はいよいよ、超ウルトラスーパーフォーメーションを試してみようと考えています。」
A:「え?あの伝説の超ウルトラスーパーフォーメーションをここで???」
B:「はい、KISAICUPまで封印していた、とっておきのフォーメーションを披露しようかと」
C:「でも、ここで披露してしまって大丈夫なの?他チームを圧倒しすぎてしまうかもしれないし。」
B:「いや、ここで使わない手はないかと。選手たちも、早く試してみたいと。」
A:「そうかあ、ここであの戦術を・・・」
C:「背筋が震えてきた、でも機は熟したので是非とも!」
B:「では見ていてください。凄いものをご覧に入れましょう!」
2勝同士の対決。
快足ドリブラーが得意のアジリティをフル活用して翻弄。
体重移動、ボールコントロール、そして足捌き、どれも素晴らしい!
相手はドギマギしてしまい、ファウルを恐れて飛び込めない。
いよいよ本領発揮して覚醒か!
ここもユーティリティプレーヤーが深く侵入。
相手に寄せられる前に、ここは左足でファーサイドへ。
もしくはゴールキーパーの肩口を抜いてのシュートをイメージしているかも。
爆発の予感がしていた快足ドリブラーがゴールゲット!
この時も駆け寄るのは左ウイング。
やっぱり何度見ても良いなあ。楽しいなあ。面白いなあ。
みんなもそうだよね!
一気に火が付いたか、さらに突進。
もう手が付けられないくらいに躍動。
縦横無尽にピッチを駆け回って、相手は意気消沈か。
いや~お見事!乗りに乗っている!
このプレーにはベンチからも感嘆の拍手。
チームの雰囲気は最高潮に!
予選リーグ全勝が見えてきた。しかも無失点。さあ、決勝戦の相手はどこだ?
いや、まだまだ気を抜くのは早すぎる。しっかりと勝ち切ってから。
右サイドバックが司令塔を追い越しているということは。。。
これはチャンスが広がったということでしょ。
見つめる視線の先には仲間が多く待っている。
持ち前の速くてライナー性のボールをピンポイントに合わせられるか?
ものもらいなんか、くそ食らえ。
元気にピッチへ。
この選手はプレー時間が短くてもゴール確率が高い。
それはバックパスではなく、フォワードらしく常に前を向いているから。
決勝の相手は少年団大会で苦杯を舐めた相手。
決勝戦らしく、お互いに気合い十分で寄せも厳しい。
身体の入れ合いなら臨むところと言わんばかりにガチンコ勝負。
普段は仲良し、でも今度こそは負けない!
気合いだけではなく、技術も伴って好敵手とガップリ四つに。
優勝するのはホストチームの俺たちだ!
守護神はイエローで登場。
この試合のパントキックは気持ちが入っている。
ということは、これまでは入っていなかったの?
いやいや、より気持ちが入っているということ。
体勢を崩されてもボールを見失うことはないキャプテン。
それをフォローするのは副キャプテン。
チームとして良い連携かも。
先制点を許したが、時間はまだまだあるから焦らずに焦らずに。
必ず良い時間帯が来るので。
でも、待っていては来ない。自らたぐり寄せてみよう!
相手フリーキックの壁。
手が身体に付いていればハンドリングの反則にはならないので。
この場面は怖がらないで、目の前に来たら身を呈してクリア。
守護神からは壁の位置の指示が出ているので、忠実に従うこと。
1点ビハインドではあったが、同点した後すぐに逆転!
前回敗戦した時は一気に突き放されたが、今回はチームの雰囲気が良く失点後もまとまっていたのが前回との差。
技術だけでなくメンタルも重要であることを改めて痛感。
みんなは一丸となれば強いチームなんだよね。
そして試合終了のホイッスル。
有言実行、ホストチームとして優勝!
そして、KISAICUP、礼羽として初優勝!
おめでとう!今日はみんなのための日だったのかも。
充実の一礼。
ベンチからは大きな拍手が。
ベンチだけではなく、その後ろの後援会の方々からも祝福の声が。
やったね!頑張ったね!
さあ、戴冠だ。大きく天高くカップを突き上げよう!
チームみんなで祝福。コーチ陣からも拍手。
控え選手も一緒に笑顔で出迎え。
また一つみんなで獲得したね。
主催者である団長から賞状授与。
自チームへの賞状授与は感激もひとしお。
伝統ある大きなカップを授与。
少し年期が入っているけど、それがまた歴史を感じさせてくれる。
両サイドには歴代の優勝チームのペナントがあるが、いよいよ礼羽の名前が刻まれることに。
もうひとつ、チームへの優勝トロフィー。
キャプテンと副キャプテンがそれぞれ受賞して、みんなも嬉しそう。
チームとしてまとまって、本当に良かった。
チームを牽引してくれた3人。
紆余曲折あったけど、結果が出ると本当に嬉しい!
緊張している3人の後ろで変顔しているのは誰?
それはやっぱり左ウイング、これも緊張をほぐしてくれる貴重な存在なのかも。
優勝チーム全員に優勝メダルを授与。
プレゼンターは後援会の方々。
優勝のメダルを我が子たちに掲げるのは、この上ない喜び。
おめでとう!
我が子にかけてあげる時は大事にゆっくりと。
このメダルの重みを感じているかな?
もらう側は照れくさいかもしれないけど、わたす側は、それはもう・・・・・でしょ。
全員でニッコリ。
優勝メダルに夕日が映えて、キラキラ光っている。
やったね!
チーム全員で勝ち取った優勝!
今大会の優秀選手賞。
一緒に写るのは未来の優秀選手。
得点を量産し、相手を凌駕し、八面六臂の活躍。
そして最優秀選手賞は、やっぱりキャプテン。
文字どおりチームを支え、一番声を枯らして牽引。
この選手なくしては礼羽の躍進はない。
もっと笑顔ちょうだい!
ワンショットだと緊張するみたいね。
みんなでバンザイ!
何度も言うけど、みんなで勝ち取った優勝、おめでとう!
開催前はKISAICUPを勝ち取れるといいなあと考えていたことが実現できた。
この先もカップ戦があるので、この勢いでいっぱいもらってしまおう!
指導者、後援会の方々も一緒に記念撮影。
県大会出場決定のときと同じで、良い余韻に浸っていたい。
この時間を与えてくれたのも、選手みんなのおかげ。
選手だけでなく、指導者、後援会のおかげ。
いやあ、良い団になってとても感激。こういう時間をいつまでも共有していたいなあ。
最後はみんなでカップを大きく掲げて。。。
良い顔、良い声、良い雰囲気。
ちょっと前は真逆の光景も見ていたから、まとまるっていいなあとしみじみ。
さあ、次のターゲットは何?
これから続くカップ戦にロックオン!
そして、母たちは祝勝会で大騒ぎ?
祝勝会だけではなく、今後の行事の大事な打ち合わせを兼ねているので、お間違えなく。
優勝できたので、さぞかし美酒になっていることでしょう。
みなさんの息子さんは素晴らしい!
これからもサポートよろしくお願いいたします!
【試合結果】
礼羽 2-0 羽生東
礼羽 7-0 栗橋南
礼羽 4-0 古河セブン
礼羽 2-1 加須ユナイテッド
主催者として開催したKISAICUP、最高の結果となりました。
招待チームを迎える側としても十分に役割を果たせたと考えております。
これも指導者、後援会、選手が一丸となったからです。みんなの頑張りが最高の結果を生むことに繋がりました。
個人的には騎西の復刻ユニフォームをまた見ることが出来て、それも嬉しく思っています。
このKISAICUPはこれからも礼羽主催の大会として継続してまいりますが、今回の優勝を契機にさらに増やしていきましょう。
また、この大会は普段、お世話になっているチームにお声がけして参加していただきました。大変ありがとうございました。これからも各カテゴリーでお世話になりますが、引き続き切磋琢磨していきましょう。
11月も半ばを過ぎ、朝晩はめっきり寒くなる日が続きますが、今日は穏やかな晴天に恵まれ、無事に大会を開催できました。こういう楽しい日がこれからも続くことを祈念しています。