10月に開催された栗橋ジュニアカップに引き続き、毎年1月に開催される栗橋カップ。
栗橋ジュニアカップ同様に2日間大会ではあるが、2日目に進出できるのは予選リーグで3チームのうち2チーム。
まずは2日目の出場権を獲得して、なおかつ1位となって1位リーグへの進出を目指すことに。
予選リーグに集結された3チームは、4種リーグ、少年団大会で上位ラウンドへ進出した3チームであり強豪。
しかし、礼羽もそのひとつ。
他チームからは「礼羽と一緒だから要注意」とか、「礼羽と別グループで良かった」等の声も聞こえてきた。ということはそれだけ強いチームだと認識されているということ。
最近は勝ちきれない試合が多いが、内容は・・・どうだろう?
内容も結果も求めたいが。。。果たして???
快足ドリブラーは今日も健在。
でも、最近は長所が生かし切れていないことも多く。。。
キレキレの時は手の付けられない程のパフォーマンスを披露してくれるので、そんな姿をもう一度見せてもらいたいなあ。
ところで、今日は???
キャプテンが考えていることは?
この選手は瞬時に閃いて、なおかつ実践することができるのがスゴいところ。
サッカー勘っていうのか、サッカー脳っていうのか、とても発達している。
で?何を考えているんだろう???
先週の加須カップでは素晴らしいセーブも見せて、優秀選手賞に。
安定感も増してきたのかな?
試合に出場することで、自信もついてきたよう。
練習も大事だけど、試合で得るものは大きいのかもしれない。
考えていることはいつも正解ではあるが、もっと大きく大胆なプレーが欲しい。
副キャプテンとして、いつも誠実なプレーをしているのは良いことだが、時には相手を凌駕するプレーも必要では?
あと、逆サイドへの斜めのパスが出せるともっといいかも。
今日の試合は最後列から一気に前線へ駆け上がる場面が見られるか?
近くの選手に投げる際、反スローを取られた場面も。
近い選手へのスローインは気をつけなければ。
どうすればいいだろう?投げる相手を遠ざけるように指示すればいいのでは?
おっ、キレキレのフェイントか?
やはり体重移動はお手のもの。こういう動きが出てくると、良い時のパフォーマンス。
相手をかわしたら?それはもうシュートしかないでしょ。
今年初めての試合出場の左ウイング。
しかし、とても躍動している。どこかで修行してきたかのよう?
オフェンス時のドリブルだけでなく、相手ボールになった時にディフェンスに戻ることもしっかりとできている。
両翼はポジションの上げ下げが大変だけど、求められる運動量を着実にこなしていて、見ていて頼もしい!
少々体勢を崩しても狙いを定めて蹴れるキャプテンは流石。
プレーのひとつひとつがしっかりとしている。
ボールロストした時も自分の責任で取り返しに行くところは模範的。
成長痛ともうまく付き合いながら、チームを牽引。
こちらの選手も成長痛に悩まされているようで。
この場面はビッグチャンス到来、この選手なら容易に枠を捉えることができるはず。
ん?ボールの行方は?
1対1はどうする?
周りをよく見て、フォローする選手へのパスか?
一旦、裏へ戻して立て直すか?
この表情から見ると、右ウイングが考えているのは「勝負」みたいね。
複数に囲まれても簡単には奪われないキープ力がある副キャプテン。
ここのところ、斜めの長いキラーパスが冴え渡っている様子。
こういうパスは局面を打開するのに非常に有効。
かつ、チャンスも拡大し相手にとっては脅威に。
ペナルティエリア内は俺の仕事場だ!という感じに気迫溢れるプレー。
守護神の座はまだまだ渡さない、といったところかな。
キャッチ後は最後列から繋いで繋いでという選択が多かったが、ここはパントキックで一気に前線へ。
左ウイングの気迫に負けたのか、相手選手は大きく転倒。
ここまで戻ってのディフェンスは立派。
ここで持ったら、運べるところまで運んで、さらには逆サイドへ斜めのパスが有効。
そんなことはわかっている、と言わんばかりにドリブル開始。
自ら獲得したペナルティキックをセット。
もうこの時点からペナルティキックは始まっている。
たまに足でセットする選手もいるけど、ペナルティキックは必ず両手でセットしなければ。
ルールではないけど、サッカーの神様はきっと見ている。
神コースに蹴り込んで先制!
あのコースに蹴るのはかなりの技術が必要だけど、難なく決めた副キャプテンをみんなで祝福。
その輪には、やっぱり左ウイングが。
得点すると雰囲気が良くなるから、やっぱりイイね!
未完の大器を卒業し、完成された大器へ成長を続ける。
爆発力は他の追随を許さないが、あとはボールタッチを柔らかくしたい。
でも相手ディフェンスにとって脅威であることは確実なよう。
さらにもう一段階レベルアップするために、いろいろと試してみよう。
この選手を走らせる、スペースへのパスは有効的。
スプリントはズバ抜けている。
みんなわかっているようで、どんどん走らせてみよう。
この選手はスタミナも十分なようで、まるで人間機関車みたい。
昔のマラソン選手で、そんなニックネームの選手がいたよね。
スーパーサブ登場。
ボールを奪うには先に身体を入れること。
遠慮しているとボールは自分のものには絶対にならない。
フィジカルプレーが課題ではあるが、できないのではなくやれていないだけなのでは?
泥臭くガムシャラにやってみよう。
出た!
ボールに先に触れるためには、怖がらずに飛び込むこと。
ちょっと身体が後傾になっているのが気になるが。。。
複数に囲まれても、ただ蹴ることはない。
もうそんなレベルではない!
しっかりと体重移動して、相手の出方を見て、かつ周りの寄せも気にしながら最善のプレーを選択。
リスクを負う場面でなければ確実なプレーをしてみよう。
左ウイングが果敢にシュート!
しかし、このゴールキーパーの守備範囲はとても広く、横への反応も素晴らしい。
ここも最後までしっかりとボールを見て反応。
左ウイングとしてはゴール左隅を狙ってシュートしたが、右手一本で防がれた。
中学校に行ってからは11人制になるため、この試合も11人制に。
敵味方、それぞれ3人ずつ、計6人が増えるため、ピッチ内はスペースは狭くなる。
それを踏まえて、球離れを早く、かつ判断も早く、いつもより寄せが早いからね。
そんな中、いつも前を目指すこのプレーヤーはいつもどおり前へ前へ。
この選手も先週は優秀選手賞を獲得し、波に乗っている。
テクニシャンはいつもどおりのやわらかいプレー。
でももっと強いプレーも期待したい。
持ち前のテクニックをさらに活かすには不可欠。
でも対人プレーは強度を増したようで、成長したことが良くわかる。
やっぱり当たれるようになっている。
当たるだけではなく、しっかりとボール奪取も。
いいじゃないの!
こんなプレーができるなら、出場時間はもっともっと長くなるよ!
出場時間は短くてもやれることはいっぱい。
ボールを待つだけでなく、自ら呼び込んでみよう。
そんな積極性がでるといいなあ。
技術だけでなく、メンタルの成長も同時にできることを求めたい。
A:「今日は風が強くて寒いねえ。」
B:「子供は風の子、寒くても大丈夫。」
C:「なんか揺れているような、地震かなあ。」
A:「鉄棒にぶら下がっているからじゃないの。」
B:「そうでしょ。」
C:「あっ、そうだった。」
A:「最近では逆上がりができない子もいるみたいね。」
B:「そうそう、鉄棒が苦手な子が多いみたい。」
C:「では、大車輪でも披露しようかな?」
【試合結果】
礼羽 1-0 久喜本町
礼羽 0-2 幸手ユナイテッド
2位リーグへ
礼羽 2-2 栗橋南
礼羽 10-0 幸手さくら
礼羽 1-2 ForWarD
結果は。。。う~ん、イマイチ、いや、イマニ、イマサンか。。。
内容は?う~ん、同じような感じかも。
決して悪いプレーというのではないのだけど、4種リーグをやっていたころと異なるのは試合への考え方かなあ。
少年団活動の目的はスポーツを楽しんだ上で人間力向上を目指すことであるんだけど。
ただ楽しむのではなく、一生懸命に取り組むと何でも楽しくなるものだと思うよ。
そして一生懸命やると、もっと上手くなりたいと思って、もっと一生懸命やると思うんだけど。
中学校へ行ってもサッカーを続ける子もいるようなので、そこはぜひとも見失わないでもらいたい。
みんなは潜在能力が高いし、それをもっと発揮しなければ。出し惜しみしていたらもったいない。
まだまだ試合は続く、少年団活動も続く、そしてみんなの成長も続いていく。