礼羽サッカースポーツ少年団

埼玉県東部北地区加須市の少年少女サッカーチーム

勝瀬ふじみ野杯(U-12)

何もない「無」の状態からビッグバンが起こり、その後宇宙が誕生したのが約138億年前と言われ、地球が誕生したのが約46億年前と言われている。

それを踏まえなくてもいいんだけど、現在の「礼羽」が誕生したのが、昨年度出場した今回の「勝瀬ふじみ野杯」。昨年度はU-11として参加して、お互いの名前と顔が一致しない中、急造チームで出場して、8チーム中の7位。県南チームを相手に健闘したが、やはりインスタントチームであることは否めなかった。

 

この「勝瀬ふじみ野杯」は私の大学時代の同級生が勝瀬ふじみ野の指導者であることからお誘いを受けたものであるが、昨年度は騎西として参加を模索するも、人数不足のため、当時の礼羽にお声がけして合併チームで出場したのが全ての始まり。

そんな過去もあったけど、今から思えばもっと早く融合していれば良かったとも思いたくなるような急成長を遂げた形に。

 

そんなアニバーサリーな大会に今年もお誘いを受けて参加。

出場したチームはどこも強豪ぞろい、しかも県北は礼羽のみ。

おそらくは、「かすし」の「れいは」ってどこ???というように市名もチーム名も呼んでもらえないことが容易に推測されるが、1年を経て急成長したチームを披露する良い機会。

ド田舎チームでもできるところを見せつけてやろう!

 

 

キャプテンはどんな相手にも自分のもっている能力を披露できる頼もしい存在。

しかし、寄せが早い!

でも、そんなプレッシャーをはねのけての前進。

みんな、この頑張りに応えなければ。

 

 

気温が高く、試合中に飲水タイム導入。

わずかな時間での水分補給は、控え選手の協力が不可欠。

これもチームとしてまとまっている証拠。

 

 

快足ドリブラーが大きく切り返して。。。

この軽快な動きには相手ディフェンスは手こずっている感じ。

このすばしっこさは、どこにいっても通用するようで、大きな武器に。

 

 

中央でゆったりと保持して、、、からの???

ユーティリティープレーヤーは高いボール保持率を誇り、ゆっくりししてから瞬間的な動き出しが持ち味。

この場面も、いろいろな選択肢を考えて、最善なものを模索している様子。

 

 

サイドバックから大きな展開?

右ウイングがボールを欲しがっている。

でも、もう少しワイドに開いてから中に入ってくるのが理想的。

中途半端に開くよりもサイドラインまで開くことによって、大きなパスコースを作ることが可能にない、パサーも出しやすくなる。

 

 

未完の大器は、やはり相手にとっても脅威に。

チームメイトが狙っているのは足元ではなく、スペースへのパス。

ダッシュ力は群を抜いており、少々長めのパスでも追いつけるのはまさに圧巻。

この選手を活かす戦術をみんなが理解しなくては!

 

 

ボールを収めたら、一気にゴールを目指すしかない!

パスなんかいらない、自らゴールネットを揺らすことだけを考えて。。。

まだまだ荒削りなところはあるが、伸びしろは十分だし、魅力しか感じないのは私だけではないはず。

チームメイトからの期待も非常に大きく、あとはどういう形でもいいから点を取って大化けすることを待つのみ。

 

 

無人のゴールへ一直線!

いやいや、これは横に置いてあるゴールだった。

まあ、ここはしっかりと収めて、そしていつもの縦への突破へ。

遠慮するな、あなたのストロングポイントは縦、そしてエグってからのセンタリング。

 

 

体勢を崩しても前を見据えるのは流石のプレー。

視線の先にはホットラインが見えているかな?

司令塔が常に考えているのは、足元ではなく、得点に直結するバイタルエリアへのキラーパス

 

 

スローインの入れどころは?

快足ドリブラーを縦に走らせるのが最も有効では?

言わなくても、アイコンタクト若しくは心の会話が既に成立しているよね。

 

 

ゴール前でも落ち着いて処理。

ここのところ、左サイドバックは大人になった気がする。

これもいわゆる勉強の成果か?

課題だったヘディングも今では安心して見ていられるように。。。

 

 

スペースを与えられたスピードスターが狙うのは?

一気のドリブルしかないでしょ。

でも、なかなか思うようなプレーができないのは、やはり相手のレベルが高いことに起因。

こういう時でも我慢して我慢して、自分のできることを貫くこと。

 

 

3人に囲まれて。。。

しかも前からプレッシャーをかけてきたのは、大柄な埼玉県トレセン選手。

しかし、百戦錬磨のキャプテンならヒラリとかわして。。。

でも、相手も一筋縄ではいかない手強い相手。

う~ん、こういう場面、なかなか北部では体験できないかな。

 

 

セットプレーは得点のチャンス。

今日も良いボールを供給する右ウイング。

ていうか、良くないボールはあまりないのかも。

 

 

パンツがセクシーに。

それを見るチームメイトも呆れているような、面白がっているような。

みんなを和ませるエンターテイナー?

 

 

しっかりとストレッチ。こういうケアが重要に。

これを怠ると後々大きな怪我にも繋がるので、入念に。

 

 

試合後、大会本部に挨拶。

久しぶりのカップ戦だから、ちょっと新鮮かも。

みんなしっかりと挨拶できている。まあ、当たり前か。

 

 

今日の優秀選手賞。

ラインコントロールだけでなく、寄せるところ、我慢するところ、相手攻撃の芽を摘むこと、多方面に活躍。

充実の表情かな?

まだまだ成長できる!ここで満足していてはさらなる成長はない!

 

 

みんなで勝ち取った敢闘賞。

予選リーグを2位で通過して、3位決定戦では惜しくも敗戦するも、内容はまずまず。

みんなできるじゃないか。

このチームには期待しかない。この先もいっぱいトロフィーをもらっちゃおう!

 

 

【試合結果】

礼羽 0-1 大井少年

礼羽 2-0 勝瀬ふじみ野B

礼羽 1-0 狭山アズイリア

礼羽 0-2 西富

 

 

結果は4位。でも大健闘。

大会前に同級生には、「試合にならなかったら申し訳ない」と伝えてあったのだけど、試合後には「全然できるじゃないか」という返事が。

団員のことを過小評価していた自分に「喝!」

 

でも、県南チームと対戦して如実に実感したことがある。

①球際のデュエル、いわゆる1対1の競い合いの激しさは県北よりも数段上ということ。

②守から攻、攻から守への切り替えが圧倒的に早いこと。

③セットプレーを獲得した後、瞬時にリスタートでき、周りのみんながそれを感じていること。

 

こんなところかなあ。

これは私だけでなく、プレーした選手自身が身をもって感じているかもしれない。

その点では、北部でぬるい試合を何度もやっても絶対に会得できないものなので、今大会は本当に収穫のあるものになった。

この経験を一過性のものではなく、さらなるステップの糧としなくては。

こういう試合をいつもやっている地域のチームは自然と強くなるよね。チームとしても個としてもね。相乗効果という言葉があるけど、周りのレベルが高ければ、それにつられて高くなるということ。

地域性を羨ましいと思っても仕方ないので、体感したものは吸収して自分のものにすること。

それができれば今後の4種リーグや少年団大会で必ず良い結果に結びつくので、ぜひとも実現できるように。

 

勝瀬ふじみ野さん、本当にお世話になりました。

今度は騎西グラウンドに来ていただき、試合をお願いいたします。

ギブアンドテイクでお互いにレベルアップを図りましょう!