公式戦は全て終了したものの、今後はカップ戦やトレーニングマッチ等で多くの試合を組んでいく予定。
今日は幸手ロータリークラブカップにお招きいただき、ありがたく参加を快諾。
会場は4種リーグや少年団大会で重要な試合を展開してきた幸手総合公園。天然芝のグラウンドでピッチコンディションは良好。天気も併せて良好。
こんな中、新たな目標に向けて各自がブラッシュアップできるかが目標になり、同時にチームの成熟度を増大させていきたい大会。
公式戦用のユニフォームを着るのもあと数回?もう着慣れたと思うが、このユニフォームを見た他チームが「強そう・・・」と思うような強烈なインパクトを植え付けるため、内容の濃い試合を期待!
【今回のブログは写真がないため、各試合の寸評を掲載】
〈予選リーグ第1試合〉
礼羽 4-0 栗橋南
この試合の前に行われた、栗橋南対ファルカオの試合結果が3-0でファルカオさんが勝利したことに伴い、4点差以上で勝利することを目標に試合開始。
試合開始からイニシアティブを掌握し、ボールポゼッション率も高く、落ち着いてボール回しを実行。
相手に対しては決定的な場面を作らせず、当初予定どおり4点差での勝利。
4種リーグでも対戦したが、その時は苦戦を強いられたが、今日は完全にワンサイドゲームを展開。
サブメンバーも含め、チーム全員で気持ちの良い勝利に上々の緒戦の内容。
〈予選リーグ第2試合〉
礼羽 0-0 ファルカオ
1勝同士の対戦となったが、引き分けでも1位通過となるこの試合。拮抗する内容も予想されたが、この試合も主導権を握ったのは礼羽。
前半からボールを保持し、敵陣ゴール前に迫り、何度も決定機を作り・・・・・
しかし、得点には至らず粛々と時間が経過。
後半に入っても展開は変わらず、礼羽がボールを支配してファルカオさんの耐える時間が続き、決定機を迎えてもまたしてもゴールは決まらず、そのままタイムアップ。
引き分けで1位通過はしたものの、なんとなく後味が良くない試合内容に、選手たちも納得いかない様子。次戦は強敵との対戦、修正が急務。
〈準決勝〉
礼羽 0-6 上高野
予選2試合目を終えて、1試合空いての準決勝だったが、この間に昼食を摂るも、それに時間を要したため完全な準備不足。
相手の上高野は準決勝に臨むに当たり、入念な準備を怠らなく、さすがの試合巧者らしく試合の間の時間も上手く利用している感じを如実に痛感。
このあたりも含めて、チームとしての成熟をしなければならないが、これが礼羽としては最も不得手なことかもしれなく、なかなか成果を表すことが困難な課題。
案の定、試合開始すぐに先制され、前半のうちに3失点。
後半は徐々に巻き返すも、上高野さんのベンチワークの良さも相まって、さらに3失点。
完全に意気消沈したかと思いきや、最後の意地を見せ攻撃し、ペナルティエリア内で反則を誘いペナルティキックを獲得。
しかし、絶好の機会を逸し、万事休す。
この試合は試合内容を含め、あらゆる点で相手が上回ったとともに、礼羽としての稚拙な部分が露呈してしまった試合。
〈3位決定戦〉
礼羽 1-1 行田SC
5PK6
4種リーグをともに戦った好敵手。
相手のストロングポイント、ウィークポイントは既に承知済。
それはお互いに言えることで、行田SCさんも礼羽の弱点を突く攻撃を披露。
前半はお互いに決定的な場面はなく、ほぼ互角な内容。
やはり手の内は知り尽くしているが故の結果。
後半は行田SCさんの長身選手が右サイドから駆け上がり得点機を演出する場面が増大。そうしているうちに反対側の左サイドを突破され失点。
なかなか良い形が作り出せずにいたが、右サイドから崩し、最後は右ウイングが右足の強烈なシュートで同点に追いつき、試合は振り出しに。
その後、惜しい場面もあったが、タイムアップでペナルティキック戦に突入。
両チーム3人蹴って全員が成功し、サドンデスに突入。5人目まで全員が成功。
6人目、先行の行田SCさんが成功したのに対し、礼羽はポストに当ててしまいジ・エンド。
守護神のゴールキーパーは何度か手に触ったが止められなかったのは残念。
【大会総括】
4試合で勝利は1試合のみでした。それでも4位となり表彰を受けることができたのは一定の成果があったと言えるのかもしれません。
いつも緒戦がパッとしない礼羽としては絶好の滑り出しだったんだけど、2試合目がなんともゴールが遠い試合になってしまったのが残念だったなあ。思い返せば2試合目は3-0もしくは4-0で勝利していた可能性もあっただけにね。
はたまた、準決勝はあまりにも不甲斐ない試合に終始してしまった。対戦した上高野さんだって、「礼羽ってこんな感じだったっけ?」と思われてしまったかもしれないよ。
強いチームはピッチの内外両方ともに良い時間を作っているから、みんなもそこにフォーカスして修正しなければ。
これはサッカーの技術は全く必要なく、気持ちの持ち方でどうにでもできることだからね。
また、みんなの才能は決して低くないのだから、ぜひともそれを宝の持ち腐れになららいように十分に発揮してもらいたい。指導者としてもそこをいかに引き出すかが問われることにも繋がるかもしれない。ただ、最終的にはピッチ内で表現できるのは選手たちなので、我を振り返って、問い正してみるのもいいのではないかな?
今大会の優秀選手は司令塔のキャプテン。
やはり、ボールを奪うところ、パスの出しどころはもちろん、相手のチャンスの芽を摘むためにひとつではなく、ふたつ、みっつ先の展開を予測するサッカー勘が優れているね。
ちなみに全日本サッカー選手権埼玉県大会は佳境を迎えており、列強が鎬を削り、白熱した好試合が見られている。
そういう試合を観戦すると、技術が高いのはもちろんではあるが、基本中の基本であるプレーが丁寧に当たり前のようにできているのが大いに見て取れる。それはボールを止めること、ボールを蹴ること。これって、当たり前だけど、レベルが上がれば上がるほど重要なことに。
よく見ていると難しい技術を使ったプレーとか、相手を欺くトリッキーなプレーとか、そんな内容はあまりないのかもしれない。
それよりはひとつひとつのプレーを大事に着実にしている印象がある。
やはり基本は重要、それがベースとなって、個だけでなくチームとして成熟している感じがあるように見える。
みんなも基本を大事にして、まずはボールをしっかりと収めることをしてから、次のプレーに移行する意識を醸成していこう!
それだけでなく、やはり球際の強さや相手との競り合い、いわゆるフィジカル面も見逃してはならない。それはただ単に体格が大きいだけではなく、小さな選手であっても屈強な大型選手に自ら向かっていく闘争心は非常に大きい。得点する最後の場面は個の力であるため、そういうフィジカルの強さも磨いていかなければ。
本大会開催にご尽力いただきご招待いただきました、幸手市スポーツ少年団の皆様ありがとうございました。おかげさまでいい勉強になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。