4種リーグとは?
公益財団法人日本サッカー協会は、主に年齢に応じてカテゴリーを分けており、大学生以上、年齢制限のないもの(Jリーグも含む)を1種、18歳未満の高校生以下を2種、15歳未満の中学生以下を3種、12歳未満の小学生以下を4種と称している。
その4種リーグが開幕して今週は第2節。騎西に所属していた選手は初めての参加となり、リーグ戦の戦い方は未知数。
でも、星勘定よりもまずは目の前の試合に向き合うことが大切。
走り慣れたグラウンドで、ホームアドバンテージを活かして勝ち点を伸ばせるか?
(おいおい、星勘定はしないのでは???)
対戦相手はさきほどの試合で大勝しているチーム。
でも、自分たちのプレーができれば必ず良い結果がでるはず。
相手よりも、矢印を向けるべきは自分!
軽やかなステップからのゴールキック。
キャプテンのキックの特徴は、ライナー性の弾道で、かつ、なかなかボールが落ちないで伸びること。
そして狙っているのは、味方選手の足元ではなく、得点につながりやすい活動が起こる地帯のバイタルエリア!
相手の侵入にも落ち着いて対応。
まずは簡単に行かせないこと。
でも、焦って飛び込まないこと。
まあ、わかっているよね。
ワントップにボールが入った!
この選手がボールを保持すると、いわゆる「Bダッシュ」のように加速!
Bダッシュ?ちょっと、表現が古いかも。。。
フリーな場面はまずは収めて。
からの?
両翼は開いているかな?
司令塔からの大きな展開をみんなが感じてみよう!
左サイドからペナルティエリア内へ。
この角度はオランダ代表のロッベンが得意としていたシュートコース。
狙いはファーサイドのサイドネット!
マイボールにした後は?
この選手は簡単にパスしないのが特徴。
その間に味方選手はフリーになって???
お互いのユニフォームを掴んで激しい競り合い!
あまり推奨しないが、気持ちが入っている証拠。
先に触るのはどっち?
ロングスローを投入。
狙うは相手ディフェンスの裏のスペース。
うまくハマれば一気にチャンス。右サイドからのフォローも失念しないこと!
その右サイドから組み立て。
練習では逆サイドへの展開を試してみたので、できるなら実践すべし。
左サイドは感じているかな?
拮抗した展開に固唾を飲んで戦況を見つめる保護者の方々。
公式戦とあって、いつもより力が入っている様子。
大丈夫!きっと、やってくれます!
勝利の女神が微笑んだ!
これは良いことが起こる前兆では?
良いサッカーは全員で繋いで繋いでのパスサッカー。
バルセロナやスペイン代表が得意とする「ティキタカ」
ティキタカとは、ショートパスをつなぎ、複数のパスコースを確保しつつオフ・ザ・ボールにおける選手の動きによってゴールの道筋を作るプレースタイルのこと。
その意味では、ただ単にボールを蹴らないことが肝要。
今日も安定の守護神。
視線の先には蹴るべきボールの放物線が見えている様子。
後ろのカメラマンもシャッターチャンスとばかりに狙っているよ。
ゴ~~~ル!待望の先制点!
前半から押し気味に進めていたが、得点できずにモヤモヤしていた空気を一気に払拭。
キャプテンとのタッチも、いつもより嬉しそう?
やはり、さきほどの勝利の女神の微笑みが現実となったか!
さあ、カサにかかって攻め立てろ!
相手は同点に追いつこうと前ががりになっている。
その分ディフェンスは手薄になり、スペースが広くなっているよ。
抜けた!
浮いたボールだけど、目の前にはゴールキーパーのみ。
キャプテンが狙っているシュートコースは???
ゴ~~~ル!
2点目はキャプテンによるもの。
スコアレス状態から一気の2得点。
相手は意気消沈か、いや、ここで安心して怯まないこと!
身体を張ってディフェンス。
うん、まだ気持ちは入っている様子。
やはり公式戦なので、息つく間はない!
インターバルの間に調整。
控え選手も出番が来たら能力を発揮できるように入念な準備。
出場時間は短くても、役割と責任はみんな同じ。
それは、チーム全員で良いプレーをすること。
縦への推進力が魅力だが、今日は少しおとなしいのでは?
大胆に、そして自信を持って。
それだけの能力があるんだから、もったいないぞ!
もっと相手の脅威にならなければ。
この位置まで下がってのディフェンス。
さすがにプレー範囲が広い。
キャプテンが前を向いたら?
もう、わかっているよね?
ゴールキーパーだって、フィールドプレーヤーの一人。
最後列からでも繋いでいく美しいサッカーを披露してみよう!
バックから横断幕も応援している!
いよいよスーパーサブの出番。
監督からの指示を受け、いざピッチ内へ。
コロナ禍で団活動ができない中でも、ひたむきに練習していた成果を発揮する場面。
さあ、来た!
頑張っている選手にボールは転がってくる!
「闘え!」という父からの激励を受け、機は熟した?
ゴ~~~ル!
キャプテンの諦めない粘りから先制点!
でも、その前にワントップがチャンスメイク。
ディフェンスが攻撃参加ということはビッグチャンス到来か。
ここまで上がったら、行けるところまで行ってみよう。
一気にシュートまでか???
ワントップから右サイドの快足ドリブラーへパス。
足元に入ったら、スイッチが入って。。。
一気に追加点か?
ポジション変更により、ボールタッチ回数が増加。
我慢していた分、思い切り走り回れ!
左には頼れるボランチの2人。
しかし、見つめる先はゴールネットか。
一気にゴール前へ!
放たれたボールの行方は?
ゴールマウスを捉えていれば間違いなく・・・
充実の表情?若しくは物足りない様子?
公式戦は内容よりも結果が重要。
内容が良ければ言うことなしだが、まずは結果。
その点では満足いくものに。
試合に出場しなくてもチームを支えることは可能。
出場している選手だけでなく、チーム一丸となって良い結果が生まれる。
いつか必ずチャンスが来るから、その時は思い切り爆発しよう!
きっとサッカーの神様は見ていてくれている。
【試合結果】
礼羽 2-0 VESPAS
礼羽 1-0 杉戸倉松
無失点の連勝。
第1節に続き、負けなし。
アウェー用ユニフォームのお披露目を飾る良い結果に。
内容としてもボール保持率も高くて悪くない。
一方、焦ってバタついて、相手を楽にしてしまった時間帯もあり、まだまだ課題は尽きない。
他チームの指導者からは、「礼羽は良いチームですね」という評価をいただいている。
みんなは周囲から一目置かれているみたい。
でも、自信にしてもいいけど、決して過信してはいけない。
上には上がいるからね。
来週第3節は、いよいよ全勝のAzulenteとの対戦。
Azulenteはここまでの4戦ともに大量得点で無失点。
相手にとって不足なし。やってやろうじゃないか!!!
いわゆる天王山は行田総合公園第2グラウンドにてキックオフ。
万全の体制で臨んで、下馬評を覆してしまえ!!!