礼羽サッカースポーツ少年団

埼玉県東部北地区加須市の少年少女サッカーチーム

行田泉杯1日目(U-12)

久しぶりのカップ戦に招待されて参加。

この大会は6面を使用して36チームが集い、2日間をかけて闘う大きな大会。

県外からの参加チームもあり、普段は対戦できない相手もいるため、そういう意味でも楽しみな大会かも。

グラウンドは4種リーグでも使用した時と同じ相性の良いところ。

明日のリーグ戦は上位のリーグで対戦できるよう、結果を残したい。

 

 

暑い!けど、一時期と比較したらそうでもない?

もう暑さに身体が慣れたのかも。

子供達の適応能力の早さは凄いね。

 

 

リラックスした表情。

ん?寝ているのは担架ではないか。

この担架は使用しないことが一番ではあるが、万一の時に準備万端にしておく必要が。

有事の際ではなく、こういう風にのんびりと使用していたいね。

 

 

怪我の司令塔に代わって、キャプテンマークを装着。

相変わらずのボールキープ力。

フィジカルの強さはチームでも群を抜いており、相手もプレーしづらそう。

このユーティリティプレーヤーからボール奪取するのは至難の業。

 

 

守備ではまだまだ課題はあるものの、攻撃のスイッチが入った時には一気にギアチェンジできる右ウイング。

広いスペースを見つけて、得意のドリブル開始。

最近はドリブルが大きくなることも減少し、チャンスメイクを多く演出できている。

大きなサイドチェンジ等を織り交ぜたら、もっとプレーの幅が大きくなるよ。

 

 

自陣からのスローイン

ここは大きく前線へロングスローがセオリー。

足元ではなく、スペースめがけて投げてみよう。

 

 

ベビーカーから卒業?

もう、しっかりと座って観戦もできるように。

歯も生えそろったとのことで、何でも食べられるみたい。

一緒にサッカーできるのはあと何年後だろう。。。いや、すぐでしょ!

 

 

スコアレスの拮抗した展開が続く。。。

1点が重い試合になりそうだが、得点の匂いがしないのは気のせい?

キャプテン不在のためか、ディフェンシブになる場面が多いが、守護神を中心に守り切っている。

耐えていれば、いつかワンチャン来るから、焦らずに我慢すること。

 

 

スーパーサブが前を向いて。。。

フォワードが目指すのは常にシュート&ゴール。

くどいようだけど、ディフェンスに引っかかってもいいから、前へ前へ。

ペナルティエリアが見えた!2列目は上がってきているかな?

そんなことよりも狙うのはゴールネットを揺らすことしかないでしょ!

 

 

左サイドを牛耳る職人。

この選手も課題はディフェンスへの意識か。

相手ボールになった時、ボールの位置によっては、味方選手が相手へ寄せるため、全体のポジションがずれる場合があり、その際にこの選手もずれなければならない。

若しくは他の選手をずらす指示を出さなければならない。

このあたりの危険察知能力を身につけたら、さらに頼もしい存在に。

 

 

快足ドリブラーが珍しくヘディングシュート!

この弾道なら、ゴールマウスを捉えることができているが。。。

しかし、相手ゴールキーパーは県トレセン選手。

身長もあり、高さへの反応も十分。

まさに大きな壁となって立ちはだかっている。

 

 

ブロック1位決定戦はスコアレスのままペナルティキック戦へ。

先陣を切ったのは右サイドバック

強烈なシュートで幸先良く先制。ポーズも決まっているね。

 

 

横への反応はピカイチの守護神。

しっかりと重心を落として、集中しているのが如実にわかる。

さあ、出番だ。右か左か、どちらに飛ぶかはやみくもに決めるのではなく、彼の中ではルールが決められているらしい。

それは・・・教えられないよね!

 

 

気持ちまで乗せて、強烈なシュートをするあまり、アドレナリン出まくりになる場合も。ここは力もある程度は必要だけど、まずは枠内に飛ばさなくては。

それを重々わかっているようで、抑えたシュートで確実にゲット。

我々に対しても、わかってるから、と言いたそうな立ち振る舞い。

 

 

8人制のペナルティキックは3人が蹴ってゴール数が多い方が勝利。

しかし、3人蹴っても全員成功し、サドンデスへ突入。

蹴る人数が増えるにつれて、緊張は高まるばかり。

この緊張感は練習では習得できないので、とてもとても良い体験。

 

 

まだまだ続く、サドンデス。どういう決着が待っているのか。

こうなると勝ちと負けの差は大きいよね。

良い経験ではあるけれども、やっぱり結果に繋げたい。

トレセンゴールキーパーに対しても、少しも怯まずに大健闘!

 

 

7人目までもつれたペナルティキックは惜しくも敗戦。

その瞬間、快足ドリブラーが駆け出して、守護神のもとへ。

悔しい思いよりも、ゴールを守ってくれた選手への労いなのか、思いっきりのハグ。

これは!!! これは、なかなかできない!!!

自分だって悔しいだろうに、それよりも仲間を称えることを優先しており、この光景を見ていて、胸が熱くなってしまった。

 

 

その後、チームメイトが駆け寄り、輪が出来て、みんなで健闘を称え合っていたら。。。

笑っていた顔が一気に崩れて、なんか目から美しいものが溢れてきて、みんな下を向いてしまって。。。

頑張っていたからこそ、こういう感情が湧き上がってくるのだから、胸を張って!

キャプテン不在でもできることを証明できたのは大きな成果!

 

 

骨折で休養中のセカンドゴールキーパーも頑張った仲間たちを慰めて。

出場している選手だけでなく、控え選手も含めてチームの結束力がさらに大きくなったよう。

仲間との絆は一朝一夕には作り上げられないが、こうした経験を経て、いつの間にか完成していくものなのかもしれない。

 

 

試合中、息子のプレーに多くの注文を付け、ダメ出しを繰り返していたものの、最後は悔しがっている様子を見て、温和な表情に。

どうしても我が子には厳しい目を向けてしまうが、それは一番応援しているからで、当然のこと。

悔しかったら、もっと上手くなること。そして、上手くなれば、もっと上手くなりたいと思うようになるよ!

 

 

【試合結果】

礼羽 2-1 上尾尾山台

礼羽 0-0 新田88

礼羽 0-0 久喜本町

   5PK6

 

 

ブロック2位で明日の2位リーグ進出が決定。1位リーグに行きたかったなあ。

でも、その差は僅か。でも負けは負け。

敢えて厳しいことを言うと、ペナルティキック戦で負けたことを悔しがるのではなく、得点できずにペナルティキック戦にしてしまったことを悔やむべきでは?

練習や遊びでペナルティキックをすることはあっても、緊張した状態で正確に蹴れるかどうかが真価を問われるから、そこは技術もそうだけど、強いメンタルも不可欠。

何しろ、良い経験をしたのだから、前向きに捉えなければ。

保護者のみなさんも良いものを見せてもらって感動しましたよね?

みんな、下を向いている暇はない。日々精進!