礼羽サッカースポーツ少年団

埼玉県東部北地区加須市の少年少女サッカーチーム

カクダイ杯(U-12)

この大会は久喜市スポーツ少年団サッカー部会からお招きいただいたもので、(株)カクダイホームさんが協賛している大会。

土曜日はグラウンドコンディション不良により延期となり、日曜日、祝日の2日間で開催。連日の雷雨等でグラウンド状態が危ぶまれたが、関係者の方々の尽力により開催できたことは大変ありがたいこと。皆様のご努力に改めて感謝いたします。

戻り梅雨のような雨から一転、気温上昇の中、課題を修正してみんなで良いものをもらって帰ろうよ。

課題って?それはひとりひとり異なるから、それぞれが克服に向けてチャレンジ!

 

 

先に触るのは?

まずは身体を入れること。もうわかっているよね。

こういうところの争いはいいセンス持っているから、キープした後のはたき。

そのためにはフォローする選手が不可欠。

そこに走り込んでいるのは???

 

 

主将と副主将がボールに絡んで。。。

瞬間的で言葉はなくても、心の会話はこんな感じ?

主:「俺によこせ!」

副:「大丈夫。ここは任せておけって。」

主:「わかった。じゃあ、前に運んで。マイナスの準備しておくから。」

副:「言われなくても、そうするよ。マイナス?自分でゴールネット揺らすから。」

主:「無理するなよ。ロストしたらもったいないよ。」

副:「無理?そんなわけないでしょ。ボール持ったらゴールを目指すのみ!」

主:「お前のプレースタイルはそうだったね。保険のプレーは準備しておくよ。」

副:「わかっているねえ、さすが同士。じゃあ、いっちゃうよ!」

 

 

キャプテンが鬼気迫る表情でゴールへ突進。

昨日からなかなか乗り切れなかったが、ここはスピードに乗っている。

やはりスイッチが入った司令塔は唯一無二の存在に。

膝や足首に故障を抱えているものの、試合になるとそれを微塵も感じさせない圧巻のプレー。好きなものに夢中になっているときは痛みも忘れてしまうものなのかな?

 

 

迷っているワントップに右サイドバックから的確な指示が。

足元ではなく、スペースに投げ入れるのも効果的。

それには受け手との阿吽の呼吸が必須条件。

アイコンタクト等でそれができるようになると、もう1段レベルアップするんだけどなあ。

例えばキャプテンが投げ入れる選手に寄ってくるのは、ボールが欲しいからではなくて、自分に相手選手を引きつけて、それによってできたスペースにスローインさせようとの意図があり、確実にマイボールにすることができる。みんなこれを是非とも実践してみよう!

 

 

前に相手選手がいたら、まずは外に持ち出してからクリア。

無理にクリアすると相手選手に当たり、ボールロストする可能性があるので。

このへんはもう指示しなくても自然に身体が反応するまでに成長したのは頼もしい。

ただ単にクリアするのではなく、それが前線へのパスに繋がればなおベター。

逆サイドのスペースに蹴り込んで、左ウイングを走らせることができたら、さらにGOOD!

 

 

大きな選手が寄せてきても、構わずに前へ前へ。

くどいようだけど、この選手には前を目指してもらいたい。

裏へのパスは安全策であるが、リスクを冒してもフォワードならゴールを目指して。

自信がないような発言もあったが、場数を踏んで、失敗を重ねて、その上で習得するものもあるので、怖がらずにチャレンジ!安パイなプレーばかりでは成長はない!

 

 

おっ、綺麗に歯が生えそろっている。

虫歯もなさそうで、白く輝いているね。

昼寝をしないことも多々あるようで、それだけアクティブという現れなのかも。

親としては寝てくれた方が楽なのかもしれないが。。。

何か物欲しそうな目で見ているが、それって?

 

 

欲しかったのはこれ?

兄が食べているものはな何だろう?

海苔?もずく?ワカメ?

いずれにしても酒のアテにはいい感じ。将来は大酒飲みに?

 

 

ブン、ブン、ブ~~~ン!パパラ、パパラ、パパラ!

なんだ、なんだ、湘南爆走族の登場か?(この表現も時代を感じさせるかも)

いつも熱い声援を送る保護者の核弾頭。

息子には厳しいダメ出しもあるが、他の選手にも暖かいアドバイスをくれる功労者。

夜勤明けの日でも、試合が開始すればバッチリ瞳孔が開いて、選手を鼓舞!

 

 

浮き球は、まずはしっかりと収めること。

後ろから相手選手が寄っているが、ブロックしながらも落ち着いて。

収めたら?それはもうわかっているでしょ。

この選手の得意なプレーを披露するのみ!

 

 

対人プレーには自信も出てきたようで。

フィジカルではもう負ける気がしないのかも。

その先のプレーまでできたら、さらにGOOD!

マイボールにするだけでなく、クリアもしくはフォローの味方にボールを委ねたい。

 

 

ミストを被ってクールダウン。

ゴールキーパーのユニフォームは特に暑そう。

グローブや膝当てもするので、フィールドプレーヤーより大変。

 

 

トレセン選手同士のマッチアップ。

トレセンでは仲良しでも、単位団となればバチバチのつばぜり合い。

お互いの良いところもわかっているようで、探り合いながらのプレーか。

仲良しだからこそ、負けたくない相手だから、いつもより熱が入って。。。

 

 

1日目の3試合は1点も入らず、ゴールの匂いもしなかったが、この日はようやく得点。

やはり得点後の輪の中心は左ウイングか。

でも、スイッチ入るのが遅いのでは?強豪チームはいつでもどこでも一定のパフォーマンスを発揮できるので、みんなも時と場所を選ばず、常に安定したプレーができるようにならなければ。

大会初日はなんかフワフワしていて、試合に入り切れていなかったよね。

よく言う、「心技体」がかみ合わなければ何事も大成しない。

 

 

表彰を待つ、キャプテンと副キャプテン。

納得の表情?いや、なんとなく不満そうでもあるが。

3位ブロックでの優勝。このブロックでは負ける要素が見当たらず、順当な結果か。

でも、1位ブロックに進出したかったね。

 

 

副:「これ、なんて書いてあるの?」

主:「え?読めないの?嘘でしょ?」

副:「フダハネ、でいいのかな?」

主:「アホか!ライハでしょ!」

副:「ああ、そうだった。うちらのことじゃないの。」

主:「そうだよ、優勝したからもらえたんだよ。」

副:「次回のカップ戦は全体の優勝として表彰してもらえるように頑張ろうよ!」

主:「そうだね。それには練習あるのみ。」

 

 

試合後には整列して指導者と保護者に御礼の挨拶。

お腹から大きな声が出ているね。この声を試合中も出さなくては。

でも、みんなはキチンと挨拶ができるのは素晴らしい。

とりあえずの挨拶ではなく、気持ちが込められている点も良い。

 

 

栄光を称えて。

こんな写真がもっと増えるとイイね。

みんなは写真撮られるの好きじゃないようだけど、保護者の方々は記念になる写真が1枚でも多く欲しいので、わかってあげよう。

まあでも、わかるようになるにはもう少しかかるかもしれないね。

 

 

指導者と保護者も入って記念撮影。

早くしてよお~という声も聞こえてきそう。

記念だから、いいじゃないの。この余韻に浸る時間もいいものだよ。

 

 

【試合結果】

礼羽 0-2 上高野

礼羽 0-0 北本少年

礼羽 0-2 大宮日進

3ブロックへ進出

礼羽 4-0 ベルウェーブ

礼羽 2-0 久喜キッカーズ

礼羽 1-0 KZファイブ

3位ブロック優勝

 

 

1日目は厳しい相手との対戦で無得点。

内容もパッとしなくて、なんか炭酸の抜けたコーラのような試合だった。

ひとりひとりのパフォーマンスも低調で、ボールも足に付かず、いろいろな指示をしても好転する気配も見られなかった。

そんな時もあるとは思うが、前述のとおり強豪チームはそんな試合でも試合巧者ぶりを発揮して、それなりの結果に結びつけることができる。

もうひとつ階段を上がるには、まだまだ努力しなくては。

 

一転、2日目は横綱のような試合展開。

終始主導権を握り、失点する気配は微塵もない様子。

まさにチャンピオンチームがチャレンジャーチームに胸を貸す感じの展開。

このくらい余裕を持って臨むことができたら、1日目も違った結果になったのでは?

でも、これが実力なのかも。

大会後、他チームの指導者からはさずがに礼羽は強いね。という言葉ももらっているので、一定の評価はいただいているよ。

まだまだ暑い夏は続くけど、最初から最後までフルスロットルでできるよう調整していこうね。そのためにはスタミナ強化にも取り組まなければ。